作家/ライター佐原 晃の作品製作ブログです。

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ひじょ~に、悲しい~っ!

(財津一郎さんの声で)
 

藤田まことさんが死去 76歳、大動脈からの出血で

>コメディー「てなもんや三度笠」や時代劇「必殺」シリーズ、「はぐれ刑事純情派」など
>テレビで親しまれた俳優の藤田まこと(本名原田真=はらだ・まこと)さんが17日午前
>7時25分、大動脈からの出血のため大阪府吹田市の大阪大病院で死去した。76歳。

拙著、傭兵空母〈天城〉』の主人公中村時次郎艦長のモチーフは、もちろん中村主水+あんかけの時次郎なので藤田まことさんであった。
天城副長の網代木稔少佐は、もちろん白木みのるさん。天城独逸派遣団団長である艦政本部の南郷利明大佐は、もちろん「ハヤシもあるでよぉ!」南利明さん。独逸駐在武官の財津少将は、もちろん「ひじょ~に、きびしぃ!」財津一郎さんである。

そう、つまり『傭兵空母〈天城〉』という話のモチーフそのものが、てなもんや三度笠』なのである。ちなみに『てなもんや三度笠』にも良く出演していた「誰が、カバやねん!」でおなじみの原哲夫さんは、空母〈天城〉の料理長の役で登場させている。
そう、自分にとって、あんかけの時次郎も中村主水も、そのどちらもがヒーローであった

なんでこのモチーフを選んだかと言えば、理由はいろいろあるが、最大の理由は馬面2枚目半の主人公と背の低い坊主のコンビを活躍させたかったからに他ならない。空母〈天城〉艦長は藤田まことさんでなければならなかったし、副長は白木みのるさんでなければならなかった。その理由は、物語の結末となる3巻まで読んでいただければ納得していただけると思うが、生憎現在まで書き終わったのは2巻までである。

 

メインモチーフが『てなもんや三度笠』になった事で、『番頭はんと丁稚どん』と『あっちこっち丁稚』、それによしもと新喜劇分を絡めてコテコテの大阪風味で『傭兵空母〈天城〉』は味付けされている。実際、空母〈天城〉の乗組員は、全員が全員そろいもそろって故人、引退した人物、行方不明者も含めた吉本の芸人さんで構成されている。まだ、てんぷくトリオを登場させていないので、3巻があれば登場させたいと思う。ついでに、マンガトリオも登場させたいところだ。

 

必殺シリーズを通しでやられ、『はぐれ刑事純情派』から離れ、『仁-Jin-』を途中降板した時点である程度の覚悟はしていたが、やはりこの日が来るのはショックとしか言いようがなかった。

藤田まことさん、安らかにお眠りください。

合掌っ!

こうやって執筆している途中の話の主人公のモチーフに選んだ人が亡くなってしまうのは非常にツライ
今の自分に出来る事は、中村時次郎艦長『傭兵空母〈天城〉』の世界の中で、最後の最後まで活躍させてやる事だと思う。
幸い中村時次郎艦長は、1巻で殺されかけたおかげで俄然やる気を見せ、2巻ではそれなりの活躍を見せる。そして、3巻では遂に真の力に目覚めるのだが、そこまで書けるかどうかは2巻の売れ行き次第となろう。

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先程、『傭兵空母〈天城〉』の2巻目となります、

『傭兵空母〈天城〉』-機動要塞大空中決戦-(仮題)

脱稿いたしました。

今回は、学研歴史群像新書フォーマットにて226ページ。今回もまあ、ほど良いページ数ですね。

プロローグはミッドウェー海戦から、ドイツの英本土上陸作戦『ゼーレーベ』まで。時間にして1942年6月から1944年6月までのまるまる2年間のお話となります。そして今回で、ヨーロッパ戦は終了です。
あとそうですねえ……。今回は何故か、メインの話はアレクサンドリアに始まり、アレクサンドリアに帰結します。何でこうなるかは、まあ出版されたら読んで下さい。

今回も、ドイツ秘密兵器はてんこ盛り。そして天城には、さらなる魔改造が実施されます。
天城の艦載機は今回から、ほとんどがドイツ機になりますが、一部には受けているキメラ日本機もただ一種類だけ新型機が登場します。

その名は、

中島九七式艦上攻撃機改”虯(みづち)”

どんな飛行機に仕上がったのか? そこは、禁則事項です。

おそらくは、4月末日頃に書店店頭に並ぶと思われますので、出版されました暁には

皆様何とぞよろしくお願いいたします。

なんか書かないと、このブログ訃報報告ブログになってしまうなあ……orz

2月9日、ネットを見たら、突然漫画家の飯島祐輔先生が急逝されたとの話が流れていた。

えっ、ちょっと待てよ。飯島先生なら7日に元気に「ワンフェスいてくる」って日記を書いておられたじゃないか?
信じられぬ気持ちで確認すると、飯島先生の友人づてで、飯島先生がワンフェスへ行く途中の電車の中で倒れられ、そのまま帰らぬ人となってしまった事を知った。

飯島先生に最初に出会ったのも、中里先生と同じ総力戦研究会という名の宴会だったと記憶している。居村先生ともそうだった。
3人とも本当に存在感のある方で、そして居村先生と飯島先生はあの荒巻義雄先生の「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」シリーズをビジュアル化してきた功労者だ。そしてもう一人、笠原俊夫先生も。
自分は、居村先生の訃報を数ヶ月経ってから知った。あの時、「あとでこういう風に知らされるのは嫌だなあ」と思ったけれど、今回の様に、突然すぎるのももちろん嫌だ。もう正直、誰も死んでほしくない。誰もいなくならないでほしい。

佐原の作品は、女の子が出て来るけどなかなか戦艦同士の洋上砲戦にならないので、残念ながら一緒に仕事をする機会がなかったけれど、いつかは一緒に仕事をしたいと思っていた。

そういえば、たった一度だけ自分がお知恵を貸した事があったのを思い出した。『コミック新旭日の艦隊 須佐之男死闘篇 下』を執筆されている時にドイツの大型飛行艇のデザインを悩まれておられたので、「ドイツの飛行艇なら、ブローム・ウント・フォスでリヒャルト・フォークトがデザインしたものですから、ありえない機体レイアウトにしちゃってください」と助言した次第。それで産み出されたドイツ飛行艇が、あの本に登場している。私なんぞの助言も、素直に採り入れて下さる気さくな先生でありました。

あらためまして

ご冥福をお祈りします。

そして佐原は、ここに一つ誓いを立てます。

実は次に書く話(『傭兵空母〈天城〉』の次ね)には、奇しくも

『越 後』

という船が主役級で登場します。この話は、後にも先にも『越後』以外の艦名では成り立たない物語でした。

この話にお二人を。飯島と中里というキャラを登場させたいと思います。供養になるかどうかは分かりませんが……。

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